口唇ヘルペス初期の治し方|水ぶくれ前のピリピリ対処と市販薬選び
口唇ヘルペス初期の治し方|水ぶくれ前のピリピリ対処と市販薬選びの注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
Q1:唇にピリピリとした違和感が出た直後、薬がない場合の応急処置はありますか?
A1:患部を保冷剤や冷たいタオルで冷やすことで、局所の炎症や神経の興奮を一時的に和らげる効果は期待できます。ただし、冷却にウイルスの増殖を止める力はありません。可能な限り早くドラッグストアで第1類医薬品の抗ウイルス軟膏を購入するか、皮膚科を受診してください。なお、患部を不衛生な手で触ったり、リップクリームを直接塗りたくってウイルスを広げたりしないよう注意が必要です。
Q2:市販薬の「アシクロビル」と「ビダラビン」はどちらを選ぶべきですか?
A2:臨床的な有効性に劇的な差はありませんが、使用シーンで選ぶのが適切です。日中仕事などで目立たせたくない場合は、伸びが良く白残しにくい「アシクロビル含有のクリーム製剤」が扱いやすいでしょう。一方で、患部が乾燥してヒリヒリする場合や、刺激に敏感な肌質の方は、患部を保護するワセリン基剤の「ビダラビン軟膏」が適しています。
Q3:口唇ヘルペスができている間、食事や生活で注意すべきことは?
A3:刺激物(辛いもの、柑橘類、塩分の強いもの)は患部に触れると強い痛みを誘発し、傷の治りを遅らせるため控えましょう。また、ウイルスの増殖を促すとされるアミノ酸「アルギニン」(チョコレート、ナッツ類、エナジードリンク等に多く含まれる)の過剰摂取を避け、免疫維持を助ける「リジン」(乳製品、大豆製品、魚介類等)やビタミンB群・Cを意識して摂取することが推奨されます。
Q4:水ぶくれができてしまった後でも、市販の塗り薬は効果がありますか?
A4:水ぶくれの初期であれば、それ以上のウイルス拡散や重症化を防ぐために抗ウイルス軟膏を塗布する意義はあります。ただし、すでに黄色いかさぶたになり治癒過程に入っている場合は、抗ウイルス薬よりも皮膚保護や二次感染予防が主目的となります。患部を清潔に保ち、無理にかさぶたを剥がさないことが最速で跡を残さず治すポイントです。