初期アンパンマン絵本の怖い真相|人間顔の初代と切ない誕生秘話
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現在でこそ幼児の通過儀礼として絶大な信頼を得ているアンパンマンですが、1973年に初版絵本が出版された当時のアンパンマン初期評判ネットの反応や教育現場の反応は、賞賛とは真逆の「大バッシング」でした。
幼稚園の教諭、保護者、絵本評論家たちからは以下のような痛烈な批判が寄せられました。
- 「自分の顔を食べさせるなんて残酷でグロテスクすぎる」
- 「子どもに見せる教育的な絵本としてふさわしくない」
- 「顔が丸くて格好悪く、マントもつぎはぎだらけで品がない」
フレーベル館の編集部内でも「こんな絵本は売れない」と不評を買っていましたが、現場の大人たちの否定的な評価を根底から覆したのは、他ならぬ子どもたち自身でした。幼稚園や保育園に置かれたわずかな見本誌を読んだ2〜3歳児たちが夢中になり、ページが破れるほど繰り返し読み耽ったのです。図書館では予約が殺到し、増刷を繰り返す大ベストセラーへと駆け上がっていきました。
現在ではアンパンマン初期絵本復刻版がフレーベル館から定期的に再版されており、大人の固定観念を打ち破った歴史的傑作として、親子三世代にわたって再評価されています。