キスショットの正体と過去を解剖|忍野忍との違いと傷物語の真実
話題沸騰中の キスショットの正体と過去を解剖|忍野忍との違いと傷物語の真実について、詳しいまとめを整理して公開しています。
キスショットの肩書として最も名高いのが、「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」という異名です。怪異の王、怪異殺しとも呼ばれ、怪異の世界において絶対的なヒエラルキーの頂点に君臨していました。しかし、その正体を辿ると、数百年前に生きたひとりの人間の少女にたどり着きます。
彼女の人間時代の名は「アセロラ姫」。あまりの美貌から「うつくし姫」と称えられた彼女の生涯は、美しさがもたらした救いようのない悲劇そのものでした。彼女の姿を一目見た者は誰もが心を奪われ、自らの命や財産を彼女のために投げ出してしまうという呪いにも似た現象が多発したのです。求婚者は命を絶ち、自らの内臓を取り出して捧げる者まで現れ、姫が暮らす王国は完全に崩壊。足元には常に死屍累々たる山が築かれました。
自らの存在そのものが周囲を死に追いやるという絶望のなか、彼女は命の重みを誰よりも痛感し、自責の念に苛まれます。その魂の叫びと自暴自棄の果てに、彼女は初代怪異殺しである吸血鬼スーサイドマスターと邂逅。人間を辞めて吸血鬼となる道を選びました。怪異の王としての復活理由は、栄光ではなく「あまりにも呪われた美貌からの逃亡」と「自らの存在の否定」という、途方もない悲惨な経歴に根差しています。