無性愛(アセクシャル)とは?特徴やノンセクシャルとの違いを徹底解剖
無性愛(アセクシャル)とは?特徴やノンセクシャルとの違いを徹底解剖とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
「無性愛」という言葉を使う際、日本国内ではしばしば「恋愛感情」と「性的欲求」がごちゃ混ぜに解釈されてしまうケースが見受けられます。正しい理解を深めるために、関連するセクシャリティの種類を整理しておきましょう。
セクシャリティは主に「性的指向(誰に性的欲求を抱くか)」と「恋愛的指向(誰に恋愛感情を抱くか)」の2軸で考えることが基本です。
1. アセクシャル(Asexual)
国際的な定義では「他者に性的な惹かれを感じない人」全般を指します。ただし、日本国内の日常会話では「他者に対して恋愛感情も性的欲求も抱かない人」を指してアセクシャルと呼ぶ場合もあります。
2. ノンセクシャル(Non-sexual / 非性愛)
日本独自に広く定着した用語で、「他者に対して恋愛感情は抱くが、性的な欲求は抱かない人」を指します。「好きな人と手をつないだりデートしたりしたいけれど、性行為はしたくない」という状態がノンセクシャルに該当します。
3. アロマンティック(Aromantic / 無恋愛)
「他者に対して恋愛感情を抱かない人」を指します。恋愛感情を持たない一方で性的欲求を持つ人もいれば、性的欲求も持たない人もいます。
4. アロマンティック・アセクシャル(Aro-Ace)
「他者に対して恋愛感情も性的欲求も抱かない人」の正式な組み合わせ呼称です。誰とも交際したいと思わず、性的な関係も望まない状態を指します。
このように、「人を好きになるかどうか(恋愛的指向)」と「性的な関係を持ちたいかどうか(性的指向)」は独立した別個のグラデーションであり、個々人によってグラデーションの位置は千差万別です。