伝説の水着がなぜ今大復活?ハイレグが時代を超えて愛される理由
伝説の水着がなぜ今大復活?ハイレグが時代を超えて愛される理由についての真相をお届けします。
ハイレグは単なる大衆カルチャーにとどまらず、ハイファッションとアスレチックウェアの境界線を曖昧にする触媒としても機能した。日本のスポーツ用品大手であるミズノ株式会社をはじめとする水着メーカーは、コンペティション用ウェアのカッティングをミリ単位で研究。アスリートの肉体美を際立たせつつ最高峰のパフォーマンスを引き出すハイカット構造を洗練させていった。
一方で、モード界のアバンギャルドたちもこのシルエットに早くから目を付けていた。フランスのアパレル界を代表するデザイナー、ジャン=ポール・ゴルチエは、ランウェイの上でハイレグをコルセットやクチュールドレスと融合させた。下着やスポーツウェアとされていたカットをエレガントなハイファッションへと昇華させた彼のコレクションは、服飾史に刻まれる革命となり、ハイレグの持つモードなポテンシャルを世界に証明してみせた。