ルネサンス佐世保銃乱射事件の全貌|動機と生い立ち、法改正の現在地
ルネサンス佐世保銃乱射事件の全貌|動機と生い立ち、法改正の現在地の特集記事をご紹介します。最新トレンドが満載です。
佐世保散弾銃乱射事件の経緯まとめを紐解くと、その計画性と冷酷な実行プロセスが浮き彫りになります。事件が発生したのは2007年(平成19年)12月14日午後7時10分頃でした。長崎県佐世保市名切町の「スポーツクラブルネサンス佐世保」に、迷彩服を着用し、白色のヘルメットと目出し帽で顔を隠した男が現れました。
男は館内に足を踏み入れるなり、所持していたベレッタ社製の自動散弾銃を発射しました。エントランスからプールエリア、事務室へと移動しながら発砲を繰り返し、施設内は硝煙の臭いと利用者の悲鳴に包まれるパニック状態へと陥りました。男は短時間のうちに十数発以上の実包を撃ち込み、周囲を震撼させた後、現場から白いワゴン車で逃走しました。
長崎県警は直ちに特別捜査本部を設置し、目撃証言や車両の割り出しから同市内に住む無職の馬込忠司(当時37歳)を被疑者と特定しました。厳戒態勢のなかで捜索が続けられた翌12月15日早朝、犯行現場から約4キロメートル離れたカトリック船越教会の敷地内において、散弾銃を抱えて頭部から血を流して倒れている馬込の遺体が発見されました。自らの銃で命を絶ったと断定され、被疑者死亡のまま書類送検されるという結末を迎えました。