仮面ライダー龍騎の変身ポーズ完全再現!スーツアクターが明かした驚愕の誕生秘話

話題沸騰中の 仮面ライダー龍騎の変身ポーズ完全再現!スーツアクターが明かした驚愕の誕生秘話について、多角的な視点をご紹介しています。

『仮面ライダー龍騎』の主役スーツアクターを務め、「ミスター平成仮面ライダー」の異名をとる高岩成二氏の当時の特番インタビューや自著・手記における告白によると、龍騎のアクション造形には前作『仮面ライダーアギト』とは明確に異なるアプローチが採られていました。

アギトが完成された神話的・神秘的な肉体美を表現していたのに対し、城戸真司の変身ポーズの意味には「プロの戦士ではない一般の若者が、過酷な運命に巻き込まれながらも他人を守るために戦う」という生々しい泥臭さと誠実さが込められています。高岩氏は、変身後の龍騎の立ち振る舞いにおいて、あえて重心をやや不安定に見せる瞬間を作ったり、ドラグクローやドラグセイバーを構える際に中国武術の「形意拳(けいいけん)」や「八極拳」を思わせる龍の爪のニュアンスを指先に残すなど、試行錯誤を重ねたことを明かしています。

特に仮面ライダー龍騎の決めポーズにおける高岩成二氏のこだわりは、「正面から敵を受け止める胸の開き」にあります。背中を丸めず、両足を肩幅よりもやや広めに開き、右手を前方に掲げて左手を胸元に引く構えは、他者を拒絶するのではなく、鏡の向こうの世界で起こる不条理な戦いをすべて受け止め、止めるという城戸真司の愚直な信念そのものを視覚化したものでした。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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