花粉症の鼻うがいは本当に逆効果?痛くない正しいやり方と落とし穴を徹底解説

花粉症の鼻うがいは本当に逆効果?痛くない正しいやり方と落とし穴を徹底解説について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をお届けします。

セルフケアとして絶大なメリットがある反面、誤った知識で行うと「症状の悪化」を招くケースが存在します。ネット上で「逆効果だった」と訴える利用者の実態を調査すると、主に2つの致命的なミスが浮き彫りになりました。

1つ目は、水道水をそのまま鼻腔へ流し込む危険性です。水道水は体液に比べて浸透圧が極めて低いため、鼻粘膜の細胞内に急激に水分が侵入し、激しいツーンとした痛みと粘膜の腫れを引き起こします。さらに、日本の水道水は安全に消毒されているものの、残留塩素がデリケートな鼻粘膜を刺激してバリア機能を低下させるほか、海外では微小なアメーバ感染による重篤な健康被害も報告されています。鼻洗浄には必ず適切な処理を施した液を用いなければなりません。

2つ目は、中耳炎の発症リスクです。洗浄液を鼻に注入している最中に唾液を飲み込んだり、洗浄直後に強く鼻をかんだりすると、耳と鼻をつなぐ「耳管」へ洗浄液とともに雑菌やアレルゲンが逆流してしまいます。これが「鼻うがいをしたら耳が痛くなった」というトラブルの主たる原因です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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