なぜ絵が崩れる?全身の書き方を劇的に変えるプロ直伝アタリ術を徹底解説

なぜ絵が崩れる?全身の書き方を劇的に変えるプロ直伝アタリ術を徹底解説の重要なポイントについて、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

人体構造の理論を頭で理解しても、いきなり肉付けされた輪郭線を描くのは至難の業です。イラスト・マンガ教室egaco(エガコ)や各種専門スクールの現場検証でも実証されている通り、劇的な上達を果たす近道は棒人間からの全身作画手順を忠実に踏むことです。これがプロの用いる全身イラストのアタリの取り方の核心にあたります。

まずは以下の3ステップを順序通りに組み立てていきます。

ステップ1:線画スティックマン(骨組み)
最初に描くのは円で表した頭部と、背骨の大きな流れを示す1本の曲線(アクションライン)です。そこに「肩の傾きライン」と「骨盤の傾きライン」をクロスさせ、四肢を関節の丸印と直線だけで大まかに繋ぎます。この段階で、ポーズ全体の躍動感や傾きを決定します。

ステップ2:ボリュームブロック化(肉付け準備)
棒人間ができたら、胸部を「卵型または角を丸めた箱」、骨盤を「台形やボウル形状」の立体として捉えます。胴体を1本の筒にするのではなく、胸郭と骨盤という2つの硬いブロックが、柔らかい腹部(おへそ周辺)を介して接続しているとイメージすることが重要です。腕や脚は単純な円柱(シリンダー)に置き換えます。

ステップ3:シルエットの統合とディテール追加
立体ブロックの外側に筋肉や皮膚のなだらかな起伏を重ね、最後に衣服のシワや髪の毛をレイヤーとして乗せていきます。

この手順の中で、初心者向け人体ポーズの描き方として絶対に外せない技術がコントラポストの基本です。古代彫刻に由来するコントラポストとは、体重の大部分を片足(軸足)に乗せた際に生じる人体の傾きを指します。軸足側の骨盤が上方に引き上げられると、バランスを保つために肩のラインは逆方向に傾きます。この「肩と腰のラインがハの字に傾く関係性」を導入するだけで、硬直したロボットのような立ち絵から、呼吸感のある生き生きとした立ち姿へと一気に変貌します。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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