お尻の穴が痛い原因、痔以外に潜む危険な病気を徹底解説
お尻の穴が痛い原因、痔以外に潜む危険な病気を徹底解説の詳細解説を解説します。役立つ情報が満載です。
Q1:排便時にガラスの破片が通るような激痛が走り、血が出ます。大腸がんの可能性はありますか?
A1:痛みを伴う鮮紅色の出血の大部分は「裂肛(切れ痔)」によるものです。大腸がんは初期から進行期にかけて痛みを伴わないことが多く、便に血が混じる無痛性の出血が一般的です。ただし、自己判断は禁物であり、痛みの奥に出血性のポリープや腫瘍が併発していないかを専門医の内視鏡等で確認することが極めて重要です。
Q2:市販薬のボラギノールなどを使っても痛みが取れません。何日で見切りをつけるべきですか?
A2:一般用医薬品の痔疾用薬は、連用して効果が現れるまで3日から5日間が1つの評価基準です。5日間塗布・注入しても激痛が改善しない、あるいは悪化している場合は、薬が効かない病態(肛門周囲膿瘍や括約筋痙攣を伴う重度裂肛など)に移行している可能性が濃厚です。即座に使用を中断し、専門医の診察を受けてください。
Q3:痛みが強すぎて座ることができません。受診までの間、どう過ごせば楽になりますか?
A3:患部を圧迫しないよう、横向き(側臥位)で安静を保つのが最も有効です。座る必要がある場合は、中央に穴の開いた円座クッションを活用して肛門部への荷重を分散させてください。痛む部位が熱を持ちズキズキ拍動している場合は、保冷剤をタオルに包んで軽く患部に当てると一時的に痛みが鈍麻します。温熱療法は原因が特定できるまで避けてください。
Q4:肛門科に行くと、必ずその場で切開などの痛い手術をされるのでしょうか?
A4:いいえ、来院して即手術となるケースは全体の数パーセントにすぎません。大半の裂肛や内痔核は、内服薬(便を軟らかくする薬など)や軟膏を用いた「保存的治療」から開始されます。即日切開が行われるのは、膿が溜まり破裂寸前の肛門周囲膿瘍や、血栓性外痔核で痛みが極限に達している場合の除痛目的など、患者の苦痛を即座に取り除くメリットが極めて高い状況に限定されます。