たとう紙とは何か?放置厳禁!プロが教える交換時期と正しい包み方

たとう紙とは何か?放置厳禁!プロが教える交換時期と正しい包み方に関するポイントを丁寧にまとめました。最新データをチェックしましょう。

たとう紙には収納するアイテムに応じた規格サイズが存在します。サイズが合わないものを使うと、中で余計なシワが寄ったり、端が折れ曲がったりする原因になります。

  • 着物用(大サイズ):幅約83cm〜88cm × 奥行約36cm。本畳みにした振袖、留袖、訪問着、小紋などを折らずに収める標準規格。
  • 帯・羽織用(中・小サイズ):幅約55cm〜64cm × 奥行約36cm。名古屋帯、袋帯、長襦袢、道行コートなどに適したコンパクト規格。

美しく着物を守る「包み方の手順」

包み方には一定の順序があります。基本は「下 → 上 → 左 → 右」の順に紙を折り重ねていきます(着物の前合わせと同じく、右側が上になるように閉じる仕様の製品もありますが、折り筋に沿って隙間ができないよう畳むことが最優先です)。

着物は1枚のたとう紙に1着のみ入れるのが鉄則です。もったいないからと2枚、3枚と重ねて入れると、重みで下になった着物に強いシワが入り、湿気が内部に閉じ込められてカビの温床になります。

跡がつかない「紐の結び方」のコツ

たとう紙に付いている結び紐は、蝶結びで固く縛ってはいけません。おすすめは「片花結び(引き解け結び)」です。輪を一筋だけ作り、紐の端を軽く引くだけでするりと解ける結び方にすることで、着物を取り出す際の手間が省けます。

また、結び目は着物の中央ではなく端(余白部分)に寄せるのがプロの技術です。中央で分厚い結び目を作ってしまうと、たんすの中で何段も重ねた際に上の重みで下の着物に結び目の圧迫痕が付いてしまうためです。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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