いま流行のインフルエンザは何型?A型B型の違いと重症化リスクを徹底解説
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インフルエンザと診断された場合、あるいは疑わしい症状が出た場合、自己判断での登校や出社は厳に慎まなければなりません。学校保健安全法で定められたインフルエンザ出席停止期間は、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」と明確に規定されています。
この基準は、熱が下がった後も気道分泌物中から数日間にわたり感染力のあるウイルスが排出され続けるという医学的根拠に基づいています。社会人の就業制限については労働基準法や企業の就業規則に準じますが、公衆衛生上の観点から学校保健安全法の基準を踏襲することが推奨されます。
受診・治療における明確な判断基準
- すぐに医療機関を受診すべきハイリスク層:
- 生後6か月〜5歳未満の乳幼児(熱性けいれんや急性脳症のリスク)
- 65歳以上の高齢者(二次性の細菌性肺炎リスク)
- 慢性呼吸器疾患(喘息・COPD)、糖尿病、心不全、腎不全などの基礎疾患を持つ方
- 妊娠中の方
- 初期対応として様子見が可能な健康成人の基準:
- 水分や食事が十分に摂取できており、意識が清明であること
- 呼吸困難や胸痛、激しい嘔吐などの危険兆候(レッドフラッグ)がないこと
- 発熱後12時間を待ってから、近隣の発熱外来やオンライン診療を適切に予約・受診すること
抗インフルエンザ薬(タミフル、イナビル、ゾフルーザ等)は、発症から48時間以内に内服・吸入することでウイルスの増殖を食い止め、有熱期間を1〜1.5日短縮させる効果が確認されています。ただし、薬はウイルスの増殖を防ぐものであり、すでに体内に生じた毒素や炎症を瞬時に消し去る魔法の薬ではありません。十分な水分補給と安静を保つ自然治癒力の支援が、治療の土台となります。