英語のTheはザではなくダ?ネイティブ発音の真相と劇的改善法

英語のTheはザではなくダ?ネイティブ発音の真相と劇的改善法について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

幕末から明治期にかけて西洋文化を取り入れた際、日本人は英語の「th」の音に無理やり「サ行・ザ行」の仮名を当てはめました。この歴史的な英語のカタカナ表記とtheの発音のズレが、100年以上経った現在も学習者を縛る根本原因です。

実際、音響学の観点からtheの発音「ザ」と「ダ」の違いを比較すると、日本語の「ザ行(摩擦音・破擦音 [z / dz])」は歯茎付近で強い摩擦を起こすのに対し、「the」の音は歯と舌の間から柔らかく息が抜けます。この摩擦の強さが災いし、「ザ」と発音するとネイティブの耳にはむしろ不自然な「z sound」として響いてしまいます。

さらに、カジュアルな会話やアメリカ英語のストリートカルチャー、映画のセリフなどでは、調音の手間を省くために摩擦音が瞬間的な閉鎖音に変化し、theの発音がダ行に聞こえる理由そのものの音声現象(ストッピング)が日常的に発生します。つまり、「ダ」に聞こえるのは耳の錯覚ではなく、ネイティブが発する物理的な音の変化を正確に捉えている証拠です。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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