昔の不良はなぜ消えたのか?昭和ツッパリの現在と激変した真相

昔の不良はなぜ消えたのか?昭和ツッパリの現在と激変した真相の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

昭和後期から1980年代にかけて全盛を極めた不良たちのスタイルは、単なる非行の枠を超えた強烈な自己表現でした。男子生徒の間で定番となったのが、長ラン(膝下まで丈が伸びた学ラン)や短ラン(極端に着丈の短い上着)に、ワタリと呼ばれる太もも周りが極端に太いボンタンやドカンを合わせる変形学生服です。裏地には龍や虎の刺繍が施され、カラー(襟の内側のプラスチック板)の高さを競い合いました。

髪型においては、ポマードやチックでガチガチに固めたリーゼントやアイパー、パンチパーマがステータスとされ、登校前には鏡の前で前髪の立ち上がり(トサカ)の角度を入念に調整する光景が日常茶飯事でした。持ち物にも強いこだわりが見られ、極端に薄く潰した学生鞄(マジソンバッグやチョンバッグ)を持ち歩くことが不良たちの定番ルールとなっていました。

一方、女子生徒によるスケバン文化も強烈なインパクトを残しました。足首まで届く超ロング丈のセーラー服のスカートをなびかせ、手にはカミソリを忍ばせた革の学生鞄を持ち、ペタンコに潰したスニーカー(上履き)を履くスタイルが流行。彼女たちにとって制服の改造は、画一的な学校教育や管理体制に対する無言の抵抗であり、仲間内での階級を示す武装でもありました。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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