パルチザンとは?ゲリラ・レジスタンスとの違いと歴史の真相を徹底解説
パルチザンとは?ゲリラ・レジスタンスとの違いと歴史の真相を徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
パルチザンが採用する非正規軍ゲリラ戦術の最大の強みは、「戦場の地形と地元住民のネットワークを完全に味方に付ける点」にあります。深い森林地帯、山岳部、あるいは迷路のような市街地に潜伏し、正規軍が移動する瞬間や補給部隊の隙を突いて奇襲を仕掛け、反撃を受ける前に瞬時に霧散します。
正面衝突では圧倒的な火力と装甲を持つ近代正規軍に敵わないものの、「どこから撃たれるか分からない」「味方と民間人の区別がつかない」という心理的恐怖を敵兵に植え付け、占領軍の神経を摩耗させる効果は絶大でした。
しかし、その戦い方は戦時国際法(ハーグ陸戦条約やジュネーヴ条約)において常に議論の的となってきました。国際法上で合法的な交戦者(捕虜としての保護を受ける権利を持つ戦闘員)と認められるためには、以下の4つの要件を満たす必要があります。
- 部下のために責任を負う指揮官が存在すること
- 遠方から識別できる固有の記章(腕章など)を身につけていること
- 公然と兵器を携行していること
- 戦争の法規および慣例を遵守して行動していること
これらを満たさずに私服のままゲリラ攻撃を行う戦闘員は「不法戦闘員」とみなされ、捕虜としての待遇を受けられず即決処刑されるなど、過酷な報復に晒される危険と常に隣り合わせでした。