サワーやハイボールと何が違う?チューハイの基本とヒットの裏側
サワーやハイボールと何が違う?チューハイの基本とヒットの裏側の真相について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
居酒屋のメニューや缶飲料のパッケージで当たり前に見かける「チューハイ」「サワー」「ハイボール」。この3つの違いを正しく理解しているだろうか。実は、チューハイという言葉は「焼酎」の「チュー」と「ハイボール」の「ハイ」を組み合わせた和製英語であり、元々は焼酎を炭酸水で割った飲み物を指していた。
一方で「サワー」は、英語の「sour(酸っぱい)」に由来し、スピリッツ(蒸留酒)に柑橘類などの酸味のある果汁と砂糖などの甘みを加え、炭酸で割ったカクテルを指す。ただし、現在の日本の飲酒シーンやRTD飲料(Ready To Drink:購入してすぐに飲める缶飲料)市場においては、チューハイとサワーはほぼ同義語として扱われていることが多い。メーカーや店舗によって呼び名が異なる程度で、明確な法令上の区別が存在しないのが実情だ。
これらに対して「ハイボール」は明確な一線を画す。本来はウイスキーを炭酸水で割ったものを指し、ベースとなるお酒の種別が根本的に異なるのだ。近年ではジンやテキーラを用いたハイボールも登場しているが、焼酎やウォッカをベースに果汁やフレーバーを加えたチューハイとは、香りの立ち方や味わいの骨格が全く別物と言える。