袴の畳み方完全ガイド!ひだを崩さず十文字結びで美しく保管する秘訣
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袴をスムーズに畳むための第一歩は、自分が扱っている袴の「形状」を知ることです。一般的に流通している袴は、大きく分けて「行灯袴(あんどんばかま)」と「馬乗り袴(うまのりばかま)」の2種類が存在します。
行灯袴の畳み方を把握する上で知っておきたいのは、このタイプがスカート状の筒型になっている点です。大学や専門学校の卒業式で女性が着用する袴のほとんどがこの行灯袴であり、股の仕切りがないため卒業式の袴を簡単に畳みたい場面でも手早く扱えます。
一方、馬乗り袴の畳み方では、ズボンのように中央に仕切り(襠・まち)がある点に注意が必要です。弓道や剣道などの武道用袴、また男性の袴の畳み方として扱われる礼装用の仙台平などは基本的にこの形状です。畳む際は、まず左右の足をきれいに重ね合わせるひと手間が加わります。
畳み始める前の下準備として、平らで清潔なスペースを確保しましょう。ホコリやゴミが付着しないよう敷物を敷き、袴を広げます。着用直後は体温や湿気が残っているため、数十分ほどハンガーに掛けて風を通してから作業に入るのが生地を傷めない鉄則です。