大地が割れた日の記憶を守る!淡路島・野島断層の衝撃と現地案内
大地が割れた日の記憶を守る!淡路島・野島断層の衝撃と現地案内に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。
ガラス張りの巨大な全天候型シェードに足を踏み入れた瞬間、空気が変わる。そこに横たわるのは、国の「国指定天然記念物」にも指定されている野島断層の本物そのものだ。トレンチ展示と呼ばれる地下断面の露出エリアでは、かつて地表にあった土層が力任せに引きちぎられ、上下・左右へと食い違った層位が露出している。
地震学者・石橋克彦氏をはじめとする研究者らが早くから指摘していたプレート運動と活断層の脅威。それが現実の破壊力となって目に見える形で保存されている事実に、訪れる者は言葉を失う。ただの模型ではない。実際に家屋の塀がズレ、アスファルトが破断した生の現場なのだ。単なる歴史の記録を超えた震災遺構・科学館として、地質学的な価値の高さは世界的に見ても極めて異例と言える。