抗がん剤のしびれを防ぐアイスグローブの効果と正しい使い方
抗がん剤のしびれを防ぐアイスグローブの効果と正しい使い方に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。
Q1:冷たさに耐えられない場合はどうすればいいですか?
A1:我慢のしすぎは禁物です。冷たさによる痛みが強い場合は、綿手袋を2重にして皮膚への刺激を和らげるか、5分程度外して感覚が戻ってから再装着してください。無理をして凍傷を起こすと抗がん剤治療そのものが中断になるリスクがあるため、心地よい冷たさを維持できる範囲に調節しましょう。
Q2:足先も冷やしたほうがいいのでしょうか?
A2:はい、足先も同様に冷やすことが推奨されます。タキサン系のしびれは手先だけでなく足裏や足指にも強く現れ、転倒の原因や歩行障害につながりやすいためです。専用のフローズンソックスを用意するか、大きめの靴下の中に保冷剤を配置して冷やす方法が一般的です。
Q3:病院の冷凍庫で保冷剤を冷やしてもらうことはできますか?
A3:病院の設備状況や感染管理ルールによって対応が分かれます。外来化学療法室の冷凍庫で直前まで預かってくれる施設もあれば、院内冷凍庫の使用が禁止されており、高性能な保冷バッグにドライアイスや蓄冷剤を詰めて自宅から持参する必要がある施設もあります。事前のオリエンテーション時に看護師へ確認しておきましょう。