キングコングM-1の光と影|結成2年決勝から大批判と復活の真相
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テレビの看板番組を多数抱え、多忙を極める中で迎えた2007年。キングコングは6年ぶりにM-1の予選へとエントリーします。バラエティタレントとしての評価をすべて脱ぎ捨て、漫才師としての実力を証明するために練り上げられたのが、伝説となったキングコングのM-1 2007年ネタ「服屋の店員」でした。
ボケとツッコミの隙間を極限まで削ぎ落とし、1秒間に詰め込む情報量と熱量を限界まで高めた超高速漫才は、会場を爆発的な笑いで包み込みました。キングコングのM-1点数と審査員の評価は極めて高く、島田紳助が95点、立川談志が88点、松本人志が89点をつけるなど合計650点を叩き出し、ファーストラウンドを3位で通過。サンドウィッチマン、トータルテンボスと共に最終決戦の舞台へと駒を進めました。
最終投票では敗者復活から駆け上がったサンドウィッチマンに敗れ3位に終わったものの、審査員の松本人志は「本当に漫才を練習してきたのが伝わった」と絶賛。テレビタレントという色眼鏡を完全に破壊し、漫才師キングコングの実力と評価を日本中に知らしめた瞬間でした。続く2008年は「映画の予告編」をテーマにした高速漫才で挑んだものの、テンポが速すぎるあまり客席の呼吸と噛み合わず8位に沈み、M-1という舞台の恐ろしさを再び味わうことになります。