飛鳥3の建造先はなぜドイツ?三菱重工が選ばれなかった真相

飛鳥3の建造先はなぜドイツ?三菱重工が選ばれなかった真相についての真相をご紹介します。

今回のドイツ発注が大きな話題となったのは、それだけ「飛鳥」ブランドと三菱重工の歴史的結びつきが強固だった証拠でもあります。

1990年、三菱重工業長崎造船所で誕生した「クリスタル・ハーモニー」こそが、現在の飛鳥IIの母体です。同船は当時、世界最高峰のラグジュアリーシップとして絶賛を浴び、2006年に日本市場へ導入されて「飛鳥II」として再デビューを果たしました。また、1991年に就航した初代「飛鳥」も長崎造船所で新造された日本生まれのクルーズ船でした。

日本の職人技が生み出す静粛性、細やかな振動対策、美しい船体ラインは、長年にわたり日本人乗客に愛され続けてきました。だからこそ、三菱重工客船撤退理由を知る海事関係者からは、技術の継承が国内で途絶えたことに対する惜別の声が上がったのも自然な流れでした。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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