サプリメントは何歳から?専門医が鳴らす子供の過剰摂取への警鐘
サプリメントは何歳から?専門医が鳴らす子供の過剰摂取への警鐘とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
「結論から申し上げれば、離乳食が完了し通常の食事をバランス良く摂れている健康な子供であれば、原則としてサプリメントを自発的に摂取する必要はありません」
都内の大学病院で診療を行う小児科専門医は、そう言い切る。医学的見地において、消化器官や腎機能が未発達な乳幼児期(0〜5歳頃)における無用な高濃度成分の摂取は、内臓へ不必要なストレスを与える要因になり得るという。
特に注意が必要なのは、水なしで噛んで食べられるキャンディタイプやグミ型の製品だ。子供が「お菓子」と誤認して過剰に食べてしまい、脂溶性ビタミン(ビタミンAやD)が体内に蓄積して急性中毒症状を引き起こすトラブルも発生している。専門医が提示する安易な自己判断での摂取開始に対するひとつの安全ラインは、自らの意思で栄養管理を理解し、体のシグナルを捉えられる中学生〜高校生(12〜15歳以降)が一つの目安とされる。もちろん、医師から特定の成分欠乏を指摘された治療目的のケースは例外だ。