理科実験の枠を超えた!じゃがいも発電が起こす次世代クリーン革命
理科実験の枠を超えた!じゃがいも発電が起こす次世代クリーン革命の注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
火星に取り残された宇宙飛行士が生き延びるためにイモを栽培する映画『オデッセイ』。あの作品で描かれた泥臭くも圧倒的な生命力の描写は、現在のアグリテック産業の現場と強く共鳴している。南米ペルーに拠点を置く国際イモセンター(CIP)をはじめとする研究機関では、環境負荷の少ないバイオマス利用の一環として、食料資源とエネルギー資源の二刀流を可能にする品種の選別や効率化の研究が続けられている。
食品廃棄物や規格外で破棄される作物をエネルギー源へと転換する取り組みは、農業とテクノロジーが融合したアグリテック領域で非常に高い関心を集めている。収穫した作物のうち、市場に流通させられない廃棄分を蓄電デバイスとして利活用するサーキュラーエコノミーの構想だ。SFの世界で描かれた「イモに頼るサバイバル」は、地球上の課題を解決するための実用的なソリューションとして確実に実装段階に入っている。