高級食パンブーム終焉の真相とは?仕掛け人とFcビジネスの闇
高級食パンブーム終焉の真相とは?仕掛け人とFcビジネスの闇の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
「開店当時は連日100人以上の行列ができ、整理券も瞬く間に配布終了となっていました。しかし、1年半を過ぎたあたりから急激にお客さんの足が遠のいたのです」。そう語るのは、関東郊外で専門店を経営していた元オーナーだ。ブームのピーク時には全国で数百店舗が乱立したが、現在ではその過半数が撤退や廃業へと追い込まれている。
消費者の「日常使い」への移行が急務であったにもかかわらず、リピート率の低下を止められなかった点が最大の引き金となった。食パンは本来、毎日の食卓を支える日用品である。しかし、甘みや柔らかさを強調した贅沢な味わいは、贈り物や自分へのプチご褒美としての需要にはマッチしたものの、毎朝食べる主食としては重すぎたのだ。一回転して消費者の飽きが訪れたとき、過剰に出店しすぎた店舗網が一気に供給過多となり、共倒れを起こす結果となった。