エチゼンクラゲの毒は死に至る恐怖!刺された時の症状と応急処置
エチゼンクラゲの毒は死に至る恐怖!刺された時の症状と応急処置の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
触手に無数に存在する微細な毒針器官、それが刺胞だ。皮膚に触れた物理的刺激や化学的刺激によって、バネ仕掛けのように毒針が飛び出し、細胞内に直接刺胞毒が注入される。この毒は、複数のタンパク質性毒素が複雑に絡み合った混合毒であり、組織破壊作用と皮膚壊死作用を強力に引き起こす。
刺された直後には、火で炙られたかのような激痛が走り、患部は赤く腫れ上がる。しかし、本当の恐ろしさはその後に訪れる循環器系や神経系への影響だ。過去に刺された経験がある人や、一度に大量の刺胞毒を浴びた場合、急性のアレルギー反応であるアナフィラキシーショックを引き起こす恐れがある。血圧の急激な低下、呼吸困難、意識障害が併発し、最悪の場合は心肺停止に陥るリスクさえ潜んでいるのだ。