縄文人はなぜ巨石を並べたのか?環状列石の謎と天体観測説の真実

縄文人はなぜ巨石を並べたのか?環状列石の謎と天体観測説の真実について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

世界に目を向けると、イギリスのストーンヘンジに代表される「巨石文化」が真っ先に思い浮かぶ。重量十数トンを超える巨大な megalith(巨石)を幾重にも組み上げたストーンヘンジは、王権の強大さや強固な階級社会を象徴しているとされる。

一方、縄文時代に作られた日本の環状列石は趣が大きく異なる。使われているのは、川から人力で運ばれた数十キロから数百キロ程度の配石が中心だ。そこには絶対的な権力者の影は見当たらない。身分の上下がなく、協調と共有を重んじた縄文社会だからこそ成し得た「持続可能なモニュメント」と言える。世界の巨石文化と比較することで、武器を持たず、長期間平和を保ったとされる縄文人の特異な世界観が一段と際立ってくる。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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