震災2年目の珠洲市が見せる意地——崩壊の淵から世界が注目する「未来型地方モデル」への躍進
震災2年目の珠洲市が見せる意地——崩壊の淵から世界が注目する「未来型地方モデル」への躍進の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
能登地方の象徴でもある黒瓦と味わい深い木造建築。激震によって多くの伝統家屋が倒壊した苦い教訓から、建築業界の伝統工匠たちと大学の研究チームがタッグを組んだ。目指したのは、奥能登の美しい景観を保持しつつ、震度7の揺れにも耐えうる「令和の能登民家」の開発だ。
地元産の能登ヒバを贅沢に使用し、伝統的な接合技術に最先端のダンパー制震技術を融合。これにより、地震による倒壊リスクを極限まで低減させることに成功した。さらに屋根には景観を損なわない薄型ソーラーパネルを一体化させ、歴史的価値とエネルギー自給を両立。かつての美しい街並みが、強度を増して現代に蘇りつつある。