放送から8年、なぜ『アンナチュラル』第7話は今もSnsでバズり続けるのか?「殺人遊戯」が予言した現代の闇

放送から8年、なぜ『アンナチュラル』第7話は今もSnsでバズり続けるのか?「殺人遊戯」が予言した現代の闇について押さえておきたい 注意点を厳選して解説いたします。

本作の脚本を手がけた野木亜紀子は、安易なハッピーエンドを用意しない。ミコトたちの活躍によって白井の自殺は食い止められたものの、亡くなった横山が戻ってくることはない。いじめの加害者たちが改心する描写もない。そこにあるのは、冷徹なまでの現実だ。

しかし、絶望だけで終わらないのがこのドラマの凄みである。法医学は死者を生き返らせることはできない。けれど、死者の最後の声を聴き、残された者の未来を少しだけ変えることはできる。ミコトが白井に差し伸べた手は、法医学という学問が持つ、泥臭い人間味そのものだった。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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