「スーパーボランティア」尾畠春夫の原点と被災地で語った本音
今注目を集めている 「スーパーボランティア」尾畠春夫の原点と被災地で語った本音について、詳しいまとめをご紹介しています。
多くのボランティア組織やNPOが直面する資金繰りや組織運営の壁に対し、尾畠氏のやり方は対極をなす。ボランティア活動における標準的な手続きを提供する全国社会福祉協議会や、組織的な救護活動を展開する日本赤十字社といった公的・準公的機関の枠組みとは一線を画し、完全な個人ボランティアとして現場に入る。
水や食料、燃料費に至るまで全て自給自足。支援先で出されるお茶一杯すら断る徹底ぶりだ。その理念の底底にあるのは、「人様から受けた恩は人様に返す」というシンプルな生き方である。幼少期の貧困生活や苦難の歩みの中で受けた優しさを、今度は困っている誰かへ直接送り届ける。この純度の高い活動理念こそが、支援を受ける側に過度な気遣いや負担を感じさせない最大の理由となっている。