070の携帯番号は迷惑電話?格安Simとの違いと詐欺見分け方
070の携帯番号は迷惑電話?格安Simとの違いと詐欺見分け方とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
「070」という帯域の歴史を振り返ると、そのイメージの屈折した軌跡が浮き彫りになる。もともと1999年にこの番号帯は、PHS(簡易型携帯電話)向けの識別番号として割り当てが開始された。かつて若者世代を中心に一世を風靡したPHSだったが、通信技術の世代交代とともに加入者数は減少の一途を辿る。
一方、爆発的なスマートフォン普及に伴い、「090」および「080」の識別番号は深刻な枯渇危機に直面した。これを受けて、通信行政を司る総務省は電気通信番号計画の改正を断行。2013年11月、PHSと携帯電話の間で番号帯の共用が開始され、携帯電話の新規割り当て枠として「070」が正式に解禁されたのだった。
さらに時代の波は進む。PHSサービスが完全に終了した現在、070帯域は純粋なモバイル通信資源として再構築されている。過去の「PHS=限定的な端末」という固定観念が薄れゆく中で、番号資源の有効活用に向けた国の政策が現在進行形で機能している。