つわりが重いと赤ちゃんは賢い?最新研究が示す脳発達とホルモンの謎

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歴史を振り返ると、この分野の先駆的な研究として世界的に知られているのが、カナダのトロント大学名誉教授でありトロント小児病院で長年母子医療の第一線を歩んできたギデオン・コレン博士による追跡調査だ。コレン博士らは、妊娠中の吐き気や嘔吐を経験した数千組の母子を対象に、子供が3歳から7歳に達するまでの発達過程を長期的に追い続けた。

その調査結果は目覚ましいものだった。妊娠初期に強い悪心・嘔吐の症状があった母親から生まれた子供は、知能指数 (IQ) のテストにおいて、症状がなかったグループよりも明らかに高い平均値を記録したのである。とりわけ記憶力や言語理解力、問題解決能力の分野で顕著な差が見られ、学術界に大きな衝撃を与えた。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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