歩き速度の低下は危険信号?平均速度と寿命・認知症リスクの真実
歩き速度の低下は危険信号?平均速度と寿命・認知症リスクの真実の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
歩行と健康のメカニズムを語る上で外せない歴史的研究がある。群馬県中之条町で長年実施されている「中之条研究」だ。運動医学の権威である青柳幸利博士を中心とする研究チームは、高齢者の日常的な活動量と疾患予防の関係を長期間にわたり徹底追跡した。
その結果得られた結論は、従来の「とにかく1日1万歩歩けば健康になる」という精神論を打ち破るものだった。青柳幸利博士が明らかにした黄金律は、「1日8,000歩、そのうち20分間の中強度運動(速歩き)」というバランスだ。単にダラダラと歩くのではなく、適度な歩行速度を保ちながら脈拍が少し上がる程度の強度で歩くことこそが、生活習慣病やがん、認知機能低下を防ぐ鍵だと実証された。
「中之条研究」が世界中に与えたインパクトは大きく、歩行の「質」すなわちスピードと強度の重要性を決定づける根拠となっている。