「Wii出前チャンネル」の全真相!フードデリバリー市場の原点

「Wii出前チャンネル」の全真相!フードデリバリー市場の原点の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。

「ゲームをやらない家族を、いかにテレビの前に連れてくるか」。当時の任天堂社長であった故・岩田聡氏が抱いていたこの強い問題意識こそが、すべての出発点だった。任天堂はWiiというハードを通じて、それまでの「ゲームファン向け市場」を飛び出し、お茶の間全体を取り込む挑戦を続けていた。その象徴が「Wiiチャンネル」構想であり、生活に直結したサービスを届けるための切り札として浮上したのが食事のデリバリーだった。

開発にあたり最大の難関となったのは、コントローラー(Wiiリモコン)を使った操作性の極限までのシンプル化だった。住所登録の手間を省くため、郵便番号を入力するだけで近所の対応店舗が地図上に表示されるUIを構築。ボタン一つで家族全員が「何食べる?」と盛り上がれる画面作りは、任天堂の開発チームと株式会社出前館の泥臭い試行錯誤の賜物だった。単なる注文ツールではなく、「エンターテインメントとしての注文体験」を作り出すこと。これこそが開発の核心にあった。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest