退職金制度がない会社はヤバい?最新労働動向と損しない防衛策
退職金制度がない会社はヤバい?最新労働動向と損しない防衛策について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。
制度の有無だけで企業の良し悪しを断定するのはあまりに早計だ。退職金がない会社には、明確なメリットと目に見えるリスクの双方が存在する。
最大メリットは、毎月の給与や賞与に還元されやすい点だ。退職金として将来に繰り延べるはずの原資が月々の手取りに反映されるため、手元資金の流動性が圧倒的に高まる。20代・30代の若手層にとっては、若いうちに資金を得て自己投資や早期の資産運用に回せるアドバンテージがある。
他方で、最大のデメリットは老後資金の自助努力が不可避になることだ。会社が勝手に積立をしてくれないため、無計画に手取りを使い果たせば、退職時に一括して受け取れるまとまった資金はゼロとなる。税制上の優遇措置である「退職所得控除」をフル活用できない点も、長期的には見過ごせない経済的損失となり得る。