肺炎がなかなか治らない?長引く咳と微熱の裏に潜む危険な原因
肺炎がなかなか治らない?長引く咳と微熱の裏に潜む危険な原因の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。
なぜ抗菌薬を飲んでも熱が下がらず、咳が止まらないのか。感染症学の視点から現在最も警戒されているのが、既存の抗生剤に対する抵抗力を獲得した薬剤耐性菌 (AMR)の存在である。
長年、第一選択薬として多用されてきたマクロライド系抗菌薬などが効きにくい耐性株が市販薬や過剰処方の影響で広がりを見せている。特に若年層から働き盛り世代にかけて猛威を振るうマイコプラズマ肺炎において、この耐性菌問題は極めて深刻だ。厚生労働省が定期的に公表する感染症サーベイランスでも、従来の標準治療では解熱しない事例が報告されている。