「食べたいものが浮かばない」の正体は決断疲れ?脳を救う処方箋
「食べたいものが浮かばない」の正体は決断疲れ?脳を救う処方箋とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
現代人は1日に数千回の意思決定を行っているとされる。朝起きて着る服を選ぶことから始まり、メールの返信、仕事の優先順位付けに至るまで、脳の前頭皮質は休む間もなくフル稼働している。そこに追い打ちをかけるのが、無限に広がる食の選択肢だ。
スマホを開けば「食べログ」で何万件もの口コミが並び、「クックパッド」には無数のレシピが溢れる。「Uber Eats」をタップすれば、世界中の料理が指一本で届く時代だ。しかし、選択肢の増加は幸福度を上げるどころか、逆に意志力を摩耗させる。日本心理学会の関連研究でも指摘される通り、多すぎる選択肢は人間の意思決定機能を著しく低下させる。情報を比較・検討しすぎた結果、脳の「ウィルパワー(意志力)」が枯渇し、最終的に何も選べなくなるのだ。