正二十面体の展開図43380通りの謎!簡単工作と失敗しない作り方
正二十面体の展開図43380通りの謎!簡単工作と失敗しない作り方に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。
正二十面体を自作する場合、コンパスと定規を用いてゼロから作図することも可能ですが、小学生や初心者が正確な正三角形を20個狂いなく連続描画するのは極めて困難です。現在は教育系Webサイトや「MathTalking」などの幾何学ツールサイトから、正確な寸法のPDF型紙を無料ダウンロード印刷するのが最短のルートです。
印刷用PDFを利用する際は、プリンターの印刷設定で「用紙サイズに合わせる」のチェックを外し、「実際のサイズ(100%)」で出力してください。拡大縮小処理が入ると、縦横比率に僅かなズレが生じ、正三角形の合同性が損なわれる恐れがあります。
組み立ての工程は以下の4ステップを遵守することで、誰でも正確な多面体を構築できます。
ステップ1:折り線の筋付け(鉄筆作業)
切り抜く前の段階で、すべての折り線に定規を当て、インクの出なくなったボールペンや鉄筆でしっかりと筋を入れます。この工程を省くと、厚紙を折る際に直線がよれ、頂点の収束が狂います。
ステップ2:正確な切り抜きとのりしろ処理
外周の実線をハサミやカッターで丁寧に切り抜きます。のりしろ(糊代)部分は、隣り合う三角形の角度に合わせて斜めにカットされているか確認してください。直角のままだと内部で干渉し、密着を妨げます。
ステップ3:谷折りの事前成型
糊を付ける前に、すべての折り目を一度しっかりと折り曲げ、指の腹で折り癖をつけておきます。紙の反発力をあらかじめ逃がしておくことが、接着時の浮きを防ぐ最大のコツです。
ステップ4:木工用ボンドによる段階的接着
スティックのりは乾燥が早く剥がれやすいため不向きです。爪楊枝の先端に少量の速乾性木工用ボンドを取り、薄く均一に塗布します。5つの三角形が集まる「笠(キャップ)状」の部分をまず上下で作り、最後に胴体部分を巻き上げる順序で接合していくと、内部に指が入らなくなる最後の1面まで綺麗に圧着できます。