生きた化石ラブカが水族館で死亡 なぜ長生きできないのか生態の謎
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ラブカは現存するサメの中でも最古の部類に属する軟骨魚類だ。一般的なサメが5対のエラ穴を持つのに対し、ラブカは6対のエラ穴を備え、その縁がフリルのように波打っている。学名(Chlamydoselachus serpentiens)や英名(Frilled shark)の由来もここにある。
ウナギのように細長い体躯、口の端に位置する無数の三又状の鋭い歯、そして顔の側面に位置するうつろな瞳。その不気味でありながら神秘的な造形は、映画『シン・ゴジラ』に登場する巨大不明生物の第二形態(通称:蒲田くん)のデザインモチーフになったことでも知られる。
この異形とも言える身体構造は、獲物の少ない深海で効率よく獲物を丸呑みし、捕らえた獲物を逃さないために特化した究極の進化形態だ。しかし、この高度すぎる深海適応こそが、水族館という人間主体の環境下では裏目に出てしまう。