大腸ポリープ悪性画像の特徴とは?良性との見分け方とがん化率を検証

大腸ポリープ悪性画像の特徴とは?良性との見分け方とがん化率を検証について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

一般的にイメージされる大腸ポリープは、キノコ型(有茎性)や半球状(無茎性)に盛り上がった隆起物です。しかし、内視鏡医が画像診断において最も神経を研ぎ澄ますのは、粘膜とほぼ同じ高さか、むしろ中央が窪んでいる陥凹型大腸ポリープの特徴を持つ病変です。

この平坦・陥凹型病変(パリ分類における0-IIc型など)は、腺腫というステップを経ずに正常粘膜から一気にがんが発生する「de novo(デ・ノボ)がん」である比率が高く、極めて危険な性質を持ちます。隆起型であれば10mm以上になってようやくがん化が懸念されるのに対し、陥凹型はわずか5mm前後の微小サイズであっても、すでに粘膜下層深くへ垂直浸潤しているケースが珍しくありません。

内視鏡画像における陥凹型病変は、通常の光では薄い発赤やわずかな便の付着、ヒダの引きつれとしてしか映りません。医師はインジゴカルミンという青い色素液を散布し、病変の境界と中央の陥凹部分を明瞭に浮かび上がらせて鑑別します。色素散布後の画像で、中央の窪み部分に不規則な無構造領域(ピットパターンの乱れ)が確認された場合、サイズが小さくとも高度な悪性度を持つ病変として迅速な処置が下されます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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