昔の不良はなぜ消えたのか?昭和ツッパリの現在と激変した真相

昔の不良はなぜ消えたのか?昭和ツッパリの現在と激変した真相とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。

かつて全国の幹線道路を数百台規模で埋め尽くした暴走族も、劇的な変化を遂げました。1980年代の最盛期には全国で数万人規模の構成員を誇り、特攻服に身を包んだ少年たちが旗を掲げて集団暴走を繰り返していました。

しかし、2004年の道路交通法改正によって「共同危険行為」の取り締まりが大幅に強化され、現場での現行犯逮捕だけでなく、後日のビデオ映像による立件が容易になったことで、従来の少年暴走族は壊滅的な打撃を受けました。警察庁の統計でも、少年による暴走族の構成員数は激減の一途を辿っています。

現在、かつてのような「違法集団暴走」に代わって主流となっているのが、大人のライダーたちによる「旧車會(きゅうしゃかい)」です。これは、昭和の名車(CBX400FやGS400など)を当時のヤンキースタイルにカスタムし、昼間に整然とツーリングを楽しむ趣味の集まりです。騒音問題や一部の違法改造が警察の指導対象になるケースはあるものの、組織暴力や非行とは一線を画し、高額なヴィンテージバイクを愛好する中年層のノスタルジーの受け皿となっています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest