つわりがない人の意外な共通点とは?胎児への影響と最新研究の真実
つわりがない人の意外な共通点とは?胎児への影響と最新研究の真実の真相について、専門知識を基に徹底解説します。
つわりが極度に入院や点滴を要するレベルまで重症化した状態は妊娠悪阻と呼ばれ、脱水や著しい体重減少、ケトン体の陽性化などを伴う。これに対し、症状が軽微あるいは皆無である人は、体内の特定の補酵素代謝が極めて良好に機能していることが指摘されている。
中でも重要視されているのがピリドキシン(ビタミンB6)の生体内利用効率だ。ピリドキシンは、脳内の抑制性神経伝達物質であるGABAの合成やアミノ酸代謝に不可欠な栄養素である。普段の生活や食事からピリドキシンを効率よく吸収・維持できている体質の持ち主は、神経系の興奮が抑えられ、嘔吐中枢の過剰反応が防止されるため、妊娠悪阻に至るリスクが極めて低い。