野縁とは?野縁受け・胴縁との違いやピッチ基準を現場目線で徹底解説
野縁とは?野縁受け・胴縁との違いやピッチ基準を現場目線で徹底解説に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
Q1:野縁のピッチはなぜ303mmと455mmの2種類があるのですか?
A1:日本の建材が「尺貫法」をベースにした910mm×1820mm(3尺×6尺)の規格で製造されているためです。910mmを3等分すると303mm、2等分すると455mmとなります。天井石膏ボードのたわみを防ぎ、ボードの端部が必ず野縁の芯に来るようにこの寸法が厳守されています。
Q2:軽鉄野縁(LGS)のシングルとダブルはどう使い分けますか?
A2:シングル野縁は石膏ボードの中間部を支えるために配置し、ダブル野縁は石膏ボードと石膏ボードが突き合わさる「継ぎ目(目地)」に使用します。ダブル野縁は幅が約50mmあるため、隣り合う2枚のボード端部にそれぞれ余裕を持ってビスを打ち込むことができます。
Q3:天井の照明器具やカーテンレールは野縁に直接取り付けられますか?
A3:軽量なシーリングライト程度であれば野縁の位置を狙ってビス留め可能ですが、シャンデリアやシーリングファン、重量のあるダクトレールなどを固定する場合は強度が不足します。野縁受けから補強木材を入れるか、コンクリートスラブから吊りボルトを追加して専用の補強下地を組む必要があります。
Q4:壁下地で余った「胴縁」を天井の野縁として使っても大丈夫ですか?
A4:おすすめできません。一般的な胴縁は厚みが15〜18mm程度しかなく、天井ボード留め付け用ビスが効く深さを確保できません。天井板の脱落やビスの緩みにつながるため、天井には規定の厚み(30mm以上)を持つ木野縁を使用してください。