犬が舐めてくる理由とは?部位別の心理と病気サイン【獣医師解説】

犬が舐めてくる理由とは?部位別の心理と病気サイン【獣医師解説】について徹底解説いたします。最新の情報をご覧ください。

Q1:愛犬が飼い主の顔や唇を舐めてくるのを放置しても大丈夫ですか?
A1:衛生面および健康管理の観点から放置は避けてください。犬の口腔内にはパスツレラ菌などの人獣共通感染症を引き起こす細菌が常在しています。特に口唇や目の周りなどの粘膜を舐めさせると感染リスクが高まるため、顔を近づけられたら穏やかに顔を背け、手元のおもちゃ等に意識を逸らす習慣をつけましょう。

Q2:自分自身の前足をずっと舐め続けて毛が赤茶色に変色しています。どうすればいいですか?
A2:早期に動物病院を受診してください。唾液に含まれる成分で被毛が変色している状態は、その部位を長期間にわたり舐め続けている証拠です。アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、指間の異物、関節炎といった身体的疾患のほか、重度のストレスによる「肢端舐性皮膚炎(常同障害)」の可能性が高いため、専門的な診断と治療が必要です。

Q3:叱らずに手の舐め癖をやめさせる最も簡単な方法はありますか?
A3:舐められた瞬間に「完全に無視して立ち去る」ことが最も効果的です。声を上げたり手で払ったりすると、犬は「遊んでもらえた」「構ってくれた」と勘違いします。無言で立ち上がり、別の部屋に行くなどして5分程度接触を断つ対応を徹底すると、「手を舐めると飼い主がいなくなる」と理解して行動が急速に減少します。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest