マクドナルド再値上げで客離れ加速?データが暴く真相と賢い対策

マクドナルド再値上げで客離れ加速?データが暴く真相と賢い対策とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

実店舗への足が遠のく一方で、消費者の購買経路は多様化している。特に急速な拡大を見せたのが、Uber Eatsをはじめとするデリバリーサービスの活用と、デジタルプラットフォームを通じた顧客獲得だ。デリバリーでは店舗価格よりも高めに設定されているにもかかわらず、「外に出ずに食べられる利便性」を最優先する層からの注文が堅調に推移している。

さらに、マクドナルド公式アプリの果たす役割は以前にも増して大きくなった。店頭で提示するクーポンやモバイルオーダーの限定価格は、価格に敏感な層を繋ぎ止める最大の武器となっている。紙のクーポン時代からデジタルへとシフトしたことで、購買データの即時分析が可能となり、個々の顧客に合わせたピンポイントな販促が展開されている。店頭での客数減を、デジタル上の顧客接点で補う巧みな戦略がここにある。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest