伝説の横澤プロデューサーは何を変えたのか?フジ黄金期とBig3誕生の軌跡
伝説の横澤プロデューサーは何を変えたのか?フジ黄金期とBig3誕生の軌跡とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
『THE MANZAI』の熱狂をそのまま土曜夜8時のゴールデンタイムへ持ち込んだのが、1981年放送開始の『オレたちひょうきん族』です。当時、この時間帯にはTBSの『8時だョ!全員集合』(ザ・ドリフターズ)という視聴率40%を誇る巨大な壁がそびえ立っていました。誰もが「絶対に勝てない」と諦めていた牙城に対し、横澤氏は綿密に作り込まれた公開生放送コントではなく、徹底した「アドリブとパロディ」で真っ向勝負を挑みます。
ビートたけし演じる「タケちゃんマン」と明石家さんまの「ブラックデビル」による台本無視の掛け合い、映画や他局番組のタブーなきパロディ劇は、お茶の間の空気を一変させました。そして1980年代半ば、ついに視聴率で『全員集合』を逆転。「土8戦争」に終止符を打ち、作り込まれた古典的コントから、出演者のリアルな人間関係やハプニングを楽しむ新しいバラエティの時代へとパラダイムシフトを成し遂げました。