患者を好きになったら?医療者の恋愛リスクと退院後の正しいアプローチ

患者を好きになったら?医療者の恋愛リスクと退院後の正しいアプローチについて分かりやすく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

リハビリを担当する理学療法士が患者を好きになった場合や、精神科領域で働く医療従事者の場合、感情のコントロールにはさらに高度な注意が求められます。

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)は、1対1で身体に直接触れながら数週間から数か月にわたりマンツーマンで訓練を行います。距離の近さとリハビリ達成の喜びを共有する体験から、互いに恋愛感情が芽生えやすい環境にあります。しかし、リハビリの進行に私情が挟まれると、適切な負荷設定や客観的な機能評価が狂ってしまうリスクを孕んでいます。

とりわけ精神科における患者との恋愛感情は、最も厳格な境界線(プロフェッショナル・バウンダリー)が引かれる領域です。精神科の患者は自我境界が不安定であったり、激しい愛着障害を抱えていたりすることが多く、医療者が個人的関係を結ぶことは「心理的搾取」とみなされ、医療倫理上最も重いタブーとされています。

自らの専門性を傷つけないためにも、対象患者との心理的距離感を常にモニタリングする姿勢が欠かせません。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest