満潮と干潮の仕組みを徹底解剖!なぜ1日2回?月の引力と潮汐の謎
満潮と干潮の仕組みを徹底解剖!なぜ1日2回?月の引力と潮汐の謎について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。
潮の満ち引きには、海面の高低差が非常に大きい日と、あまり水位が変わらない日があります。この干満差の周期的な変化を生み出しているのが、太陽の存在です。
太陽は月よりも圧倒的に巨大ですが、地球からの距離が月よりも約400倍も遠いため、地球に及ぼす潮汐力は月の約45%(半分弱)にとどまります。しかし、この太陽の潮汐力が月の潮汐力とどのように重なり合うかによって、潮回りは大きく変化します。
太陽・月・地球が一直線に並ぶ「新月」と「満月」の時期には、月と太陽の潮汐力が合算されて海水を強く引き合います。このとき、満潮面が最も高くなり、干潮面が最も低くなる大潮(おおしお)が発生します。海水の移動量が最も大きくなるダイナミックな潮回りです。
一方、月と太陽が地球から見て直角(90度)の位置関係になる「上弦の月」「下弦の月(半月)」の時期は、月の引力と太陽の引力が互いに打ち消し合います。その結果、満潮と干潮の水位差が最も小さくなる小潮(こしお)となります。潮回りは「大潮 → 中潮 → 小潮 → 長潮 → 若潮 → 中潮 → 大潮」というサイクルを約15日周期(半月ごと)で規則的に繰り返しています。