「もう無理して競わない」台北の若者が選んだ「寝そべり主義」のリアル——高騰する住宅価格と低賃金の果てに
「もう無理して競わない」台北の若者が選んだ「寝そべり主義」のリアル——高騰する住宅価格と低賃金の果てににまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
タンピン現象の広がりがもたらす最大の痛手は、人口動態への直撃だ。台湾の合計特殊誕生率は依然として世界最低水準を低迷しており、若者の「結婚しない・産まない」選択がそれに拍車をかけている。
政府は子育て世帯への給付金増額や住宅手当の拡充など、矢継ぎ早の対策を打ち出しているが、効果は限定的だ。根底にある不安心理や格差問題に手を付けない限り、金銭的な微小なインセンティブだけで若者の意識を変えることは不可能に近い。