しおれた紫陽花が劇的に復活!プロが教える最強の水揚げテクニック
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紫陽花が他の切花に比べて圧倒的に「水が下がりやすい(萎れやすい)」のには、明確な構造上の理由が存在する。
NHK Eテレの人気番組『NHK趣味の園芸』でも度々解説されている通り、紫陽花の茎の内部には「ピス」と呼ばれる白い綿状の髄(ずい)がぎっしりと詰まっている。このピスは水分を含むとドロドロとした粘質状に変化しやすく、水を通すパイプである導管を容易に塞いでしまうのだ。日本園芸協会の専門家も、紫陽花を長持ちさせる最大のポイントは「この綿をいかに効率よく取り除き、菌の繁殖を防ぐか」にあると指摘する。
また、紫陽花は葉の表面積が広く、蒸散作用が極めて活発だ。根から切り離された切花の状態では、吸水量が蒸散量に追いつかなくなり、一気に水不足に陥る。茎の構造的弱点と強い蒸散特性のダブルパンチこそが、紫陽花を急激にしおれさせる元凶なのである。