リオ金メダルから10年——登坂絵莉が今明かす「土壇場の奇跡」と母としての新たな挑戦
今注目を集めている リオ金メダルから10年——登坂絵莉が今明かす「土壇場の奇跡」と母としての新たな挑戦について、多角的な視点をご紹介しています。
2016年リオ五輪の女子レスリング48キロ級決勝。残り数秒までリードを許していた絶体絶命の局面で、彼女が見せたタックルは今も語り継がれている。土壇場での強さはどこから生まれたのか。当時の取材に対して本人が語っていたのは、「焦りはなかった。とにかく足を獲るということだけに集中していた」という極限の集中状態だった。
世界選手権3連覇という輝かしい実績を引っ提げて挑んだ夢の舞台。しかし、そこに至る道のりは決して平坦ではなかった。プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、最後の1秒まで諦めない執念が、あの歴史的逆転劇を引き寄せたのだ。